家のメンテナンスが必要か見極めるには?義務?しないとどうなる?

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点検・メンテどうやる?
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家のメンテナンスをしないとどうなるの?

家のメンテナンスは義務なの?

家のメンテナンスが必要か見極めるには?

こんな悩みを解決します。

この記事で分かること
  • 家のメンテナンスは義務ではないが、長い目で見て修繕費用を節約するために必要。
  • 定期的にメンテナンスしないと、急に多額の修理費用が掛かる。
  • メンテナンスは必ず必要だが、必要となるタイミングを見極めるのが大事。見極める方法を解説します。
  • メンテナンスの費用・頻度を最小限にする方法を解説します。
だん(筆者)
だん(筆者)

建築関係の企業で4年以上働いていて、一級建築士の資格も持っている私、だん(壇)が説明します。

主に木造一戸建て住宅を想定してに書いています。

こちらの記事で、一番代表的なメンテナンス=外壁塗装の優良業者の特徴・選び方について解説しています。↓
参考記事:屋根・外壁塗装はどこに頼む?失敗しない選び方|おすすめ優良業者の特徴

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メンテナンスをしないとどうなる?義務?

長期優良住宅じゃない普通の住宅の場合、メンテナンスは義務ではありません。
でも、メンテナンスをしないと以下のような不都合が起きるので、定期的にメンテナンスをしたほうが良いです。

メンテナンスをしないと起こる不都合
  • 急に多額の修繕費用がかかる
  • 家の状態が悪くなり、将来売ったり貸したりしにくくなる
  • 家の状態が悪化しすぎると、地震時等に危険

急に多額の修繕費用がかかる

家のメンテナンスをしない場合、急に多額の修繕費用が掛かります。

家のメンテナンスをサボった結果、雨漏りシロアリ被害が出た場合、こまめにメンテナンスを行う場合と比べて、修繕のためのお金がかなり多くかかります。

助手
助手

また、例えば外壁が劣化しているのに外壁塗装をサボり、外壁そのものを交換しないと行けなくなった場合も、多額のお金がかかります。

サイディングなどの外壁材は、年数が経つと新しい商品が開発され、古い製品は生産がストップしてしまう場合が多いです。

そのため、不具合が起きている外壁だけ交換しようとしても、そこだけ違う種類の外壁になってしまうため、全ての外壁を交換することになりがちです。

そうなると、不具合が起きている外壁が1枚だけでも、外壁全体を交換しないといけなくなり、金額が大きくなってしまいます。

だん(筆者)
だん(筆者)

屋根でも同じようなことが起きます。

急な出費を防ぐためにも、定期的なメンテナンスは大事です。

家の状態が悪くなり、将来売ったり貸したりしにくくなる

外壁や屋根にコケが生えたり、壁の内部や天井で雨漏りが起きているような家の場合、売ったり貸したりするのが難しくなります。

将来何らかの理由で、自分や身内が家に住めなくなったとき、売る・賃貸する・解体するという選択肢があります。

そのときメンテナンスが適切にされている家なら、買ってくれる人や借りてくれる人を見つけやすく、売ったり賃貸したりしやすくなります。

状態が悪い家だと、買い手や借り手が見つからず、解体するしかないような状況になりがちです。

売る・賃貸することができたら家賃や売却益といった収益を得られるのに対して、解体だと解体費用も掛かり損失ばかりが増えてしまいます

家の状態が悪化しすぎると、地震時等に危険

家のメンテナンスをサボった結果、雨漏りが起きると、木材(柱や土台など)が腐ったりシロアリ被害が起きてしまいます。

助手
助手

壁の中での雨漏りは、気づかないうちに起きてしまっていることも多いです。

柱や土台などが腐ったりシロアリ被害を受けたりしている家は、健全な家と比べて、地震で被害を受ける確率が格段に悪くなります。

阪神淡路大震災では、腐朽・シロアリ被害を受けた家の95%が全半壊となっています。
また、腐朽・シロアリ被害を受けた家の全半壊率は、健康な住宅の2倍となっています。
詳細:住まいるコープHP

だん(筆者)
だん(筆者)

最近の家は耐震性も上がってきているので、阪神淡路大震災ほどの被害は出ないでしょうが、それでも腐朽・シロアリ被害は住宅の耐震性に深刻な影響を与えます。

地震で倒壊しない家にするためにも、家のメンテナンスは大事です。

長期優良住宅ならメンテナンスは義務

長期優良住宅の場合、定期的な点検と、不具合があった場合のメンテナンスは義務となっています。

長期優良住宅は、メンテナンスしやすく長持ちする住宅です。

詳細:長期優良住宅の点検・メンテナンスしないとどうなる?|罰金や返金がある?

長期優良住宅ではない普通の住宅の場合、メンテナンスは義務ではありません。

でも、長い目で見て修繕費を少なくし、家を長持ちさせるためにはメンテナンスはとても大切です。

必ず必要となるメンテナンスの種類|必要性を見極める方法

必ず必要となるメンテナンスの種類
  1. 外壁、屋根塗装
  2. コーキングの補修(コーキングとは外壁のつなぎ目にあるゴムのような部分です)
  3. ベランダ・バルコニーの防水補修
  4. シロアリ対策
  5. 設備(給湯器・ユニットバス・トイレ)の交換

1.~3.は、外壁や屋根を長持ちさせ、雨漏りが起きないようにするために必要なメンテナンスです。

これらのメンテナンスをサボると、外壁や屋根の寿命が早くなり交換しないといけなくなったり、雨漏りが起きたりします。

4.のシロアリ対策も、1.~3.と同様に重要です。
シロアリ被害を受けると、耐震性が格段に悪くなってしまいます。

だん(筆者)
だん(筆者)

前章でも解説したとおりです。

5.設備の交換については、設備(給湯器・ユニットバス・トイレ)は家の本体よりも早く寿命が来ます。
設備無しでは生活できませんので、寿命が来たら交換が必要です。

必要性を見極める|メンテナンスのタイミング

以下のような劣化症状が出ていたら、そろそろメンテナンスのタイミングです。

助手
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慌てる必要はありませんが、検討を始めましょう。

メンテナンスをした方が良い劣化症状
  • 外壁:粉をふいている、塗装の剥がれ、0.3㎜以上のヒビ、浮き・反り、苔・カビ
  • 屋根や金属部:サビ、塗装の剥がれ、色褪せ、苔・カビ、割れ
  • コーキング:ひび割れや剥がれ
    (コーキングとは外壁のつなぎ目にあるゴムのような部分です)
  • ベランダ・バルコニー:表面の剥がれ・浮き、手すりがぐらつく、床が沈む
  • 防蟻処理(シロアリ対策)の耐用年数が切れたとき(一般的には5年毎)
  • 給湯器、トイレ:10年を目安に交換。
  • ユニットバス:コーキングは10年を目安に補修。15~20年を目安にユニットバス自体を交換。

外壁、屋根、コーキング、ベランダ・バルコニーや防蟻処理については、意識して点検しないと劣化症状に気づけないことも多いです。

メンテナンスの必要性を見極めるために、少なくとも10年ごとに、定期点検を行うことが重要です。

だん(筆者)
だん(筆者)

でも、「定期点検なんてどうやればよいかわからない!」という人も多いですよね。

定期点検は、以下の3つの選択肢があります。

  • 自分で行う。
  • 家を建てた工務店やメーカーに頼む。
  • 第三者の専門家に頼む。

詳細:住宅の点検は義務?必要?どうやるの?

第三者の専門家(家を建てた工務店やメーカーじゃない建築士など)に点検を依頼したいという人は、以下のサイトを利用するのがおススメです。

  • 初回限定2万2千円(税込。出張費無料・追加料金なし)
    他社の場合、相場は5万円~7万円くらいはするので、破格です。
  • 独自の厳しいサービス基準があるので、高度な技術を持った家の専門家による点検が受けられます。
  • 実際に訪問する業者とイエコマは別会社。万一の場合はイエコマが窓口となるため、強引な営業を受ける心配がありません。

メンテナンスにかかる費用の目安

  • 10年後、20年後にかかるメンテナンス費用の目安は120~170万円程度+設備の交換費用
  • 30年後にかかるメンテナンス費用の目安は400~520万円程度+設備の交換費用
助手
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結構かかりますよね。少なくとも月1万円は、修繕費用として積み立てておくのがおススメです。

住宅のメンテナンスにかかる費用を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
長期優良住宅のメンテナンス費用についての記事ですが、普通の住宅でも同じように考えて大丈夫です。
参考記事:家のメンテナンス費用はいくら?長期優良住宅だと高い?(10・20・30年後)

トラブルを避けながら安く家・戸建て住宅のメンテナンスをする方法

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トラブルを避けながら安く家・戸建て住宅のメンテナンスをする方法
  • 適正価格の業者に依頼する
  • 実績がある業者を選ぶ
  • 火災保険や地震保険、瑕疵担保の存在

安すぎる業者は、品質に問題がある可能性があります。
そのため、複数業者で見積もりを比較し、適正価格を見極める必要があります。

また、トラブルが起きにくい業者を選ぶためには、住んでいる地域で、自分の家と同じ種類の外壁・屋根・構造を使っている住宅のメンテナンス実績があるような業者を選ぶと安心です。

だん(筆者)
だん(筆者)

メンテナンス費用を節約するために、地震保険・火災保険や瑕疵担保の存在も知っておきましょう。↓

地震が原因でできた不具合は地震保険、火災や台風などが原因の不具合は火災保険でメンテナンス費用が賄える可能性があります。

また、住宅の新築や購入から10年以内の場合、雨漏りや構造上の問題(地盤沈下や基礎の大きなヒビなど)等の不具合は、家を建てた工務店やメーカーが無償で直さないといけないようになっています。
これを瑕疵担保といます。

住宅のメンテナンスの業者選び・見積もり比較におススメのサイトを紹介します。

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詳細:【ヌリカエ】安くて後悔しない屋根・外壁塗装には相見積もりがおすすめ

また、こちらの記事で、外壁塗装の優良業者の特徴・選び方について解説しています。↓
参考記事:屋根・外壁塗装はどこに頼む?失敗しない選び方|おすすめ優良業者の特徴

 

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家をコスパよくメンテナンスフリーに近づける方法

家のメンテナンスを一切しなくてもいいようにする方法はありません。
でも、コスパを意識しつつ、メンテナンスの頻度をできるだけ少なくすることはできます。
具体的には、外壁や屋根の材料の耐用年数を合わせるのが大事です。

例えば、外壁のサイディングに30年の高耐久性のものを使っていたとしても、コーキングの耐久性が10年だったら、結局は10年目に足場をかけて補修することになります。
(コーキングとは、サイディングのつなぎ目をふさぐゴムのようなものです。)

足場をかけるためには、数10万円のお金がかかるので、足場をかけたときにコーキング・外壁・屋根のメンテナンスをまとめて行ったほうがコスパが良くなります。

そのため、一般的に劣化が早いコーキングは、質が高いメーカー保証15年のものを使い、屋根やサイディング外壁もそれに合わせてメーカー保証15年くらいのものを使うのがおススメです

助手
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また、屋根の下にあるルーフィングにも、質の高いものを使った方が良いです。↓

屋根材(瓦・スレート・金属板など)の下には、たまに雨が入ることがあります。
それでも雨が室内まで入ってこないのは、屋根材の下にルーフィングという防水シートが敷かれているからです。

そのため、屋根材に質の良いものを使っていてもルーフィングの質が悪ければ、すぐに劣化して穴が開き、室内に雨が入ってしまうこともあります。

だからルーフィングは、初期費用が多少高くなっても、改質アスファルトルーフィングという高級なものを使うのがおススメです。

まとめ

  • 家のメンテナンスは義務ではないが、長い目で見て修繕費用を節約するために必要。
  • 定期的にメンテナンスしないと、急に多額の修理費用が掛かる。
  • メンテナンスのタイミングを見極めるには、外壁や屋根などの劣化症状に注目する。定期点検が重要。
  • メンテナンスの費用・頻度を最小限にするには、耐用年数が長いコーキングを使い、屋根や外壁の耐用年数もそれに合わせるのが大事。

安くメンテナンスをしたいけど、悪徳業者は避けたい」「自分で見積もりを依頼するのが面倒」という方は、以下のような一括見積サイトを使うのがおすすめです。

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こちらの記事で、外壁塗装の優良業者の特徴・選び方について解説しています。↓
参考記事:屋根・外壁塗装はどこに頼む?失敗しない選び方|おすすめ優良業者の特徴

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