【長期優良住宅とは?】認定基準・条件や確認方法を一級建築士が解説

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長期優良住宅を建てる
Image by Shon Flaherty from Pixabay
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長期優良住宅って何?

長期優良住宅の条件を知りたい。

自分の家が長期優良住宅なのかどうかを確認したい!

こんな悩みを解決します。

この記事で分かること
  • 長期優良住宅とは、メンテナンスしやすくて長持ちする住宅。
  • 長期優良住宅となるには、所管行政庁(都道府県or市区町村)の認定が必要。
  • 長期優良住宅は、耐震性や省エネ性などの基準・条件がある。
  • 認定長期優良住宅かどうかを確認するには、所管行政庁(都道府県or市区町村)に問い合わせるのが確実。
だん(筆者)
だん(筆者)

建築関係の企業で4年以上働いていて、一級建築士の資格も持っている私、だん(壇)が説明します

長期優良住宅とよく比較されるのが、ZEHや低炭素住宅などの省エネ住宅です。ZEHや低炭素住宅について知りたい人はこちら

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詳細:【長期優良住宅の業者選びにも】タウンライフ家づくり|無料で見積もり+間取り作成

長期優良住宅とはメンテナンスしやすくて長持ちする住宅

長期優良住宅とは、簡単に言うと、長い間(30年以上)快適に住み続けられるような住宅のことです。

 長い間済み続けられるようにするため、

  • 雨漏りや結露、シロアリなどに強い構造
  • 点検やメンテナンスをしやすい構造
  • 耐震性や省エネ性が高いこと
  • きちんとした点検・メンテナンスの計画・資金計画があること
  • その他(災害、居住環境等)

が、条件となっています。

 上記の条件を満たし、所管行政庁(都道府県or市区町村)から認定を受けることで、長期優良住宅となることができます。

 次の章で、条件・基準についてもう少し詳しく説明します。

長期優良住宅の基準・条件【2022年10月改正 最新版】

 新築一戸建て住宅の木造だったら、長期優良住宅の基準・条件を要約すると以下のような感じです。

長期優良住宅の基準・条件の要約
  • 75~90年間、構造躯体(柱や土台など)の大規模な改修をしなくてよい。床下や屋根裏の点検もしやすい。
  • 数百年に一度の地震の1.25倍の強さの地震が来ても倒れない。
  • ゼロエネルギー住宅(ZEH)と同じくらいの断熱性能と、やや高性能な設備。
  • 構造躯体(柱や土台など)や壁・床などを傷めずに、配管の点検・メンテナンス・掃除などができる。
  • 地区の景観等の取り決めは守る。
  • 建物が狭すぎたらダメ(75㎡以上)。
  • きちんとした点検・メンテナンスの計画
  • 災害リスクがある地域では対策が必要。
だん(筆者)
だん(筆者)

しっかりした住宅メーカーの住宅だと、標準仕様で適合している場合も多いです。

助手
助手

もう少し専門的な言葉で説明すると以下のようになります。

  • 劣化対策:劣化対策等級3+床下と天井に点検口があること
  • 耐震性:多くの場合は耐震等級3以上が必要(詳細
  • 省エネ性:断熱等性能等級5(詳細)+一次エネルギー消費量等級6(詳細
  • 維持管理・更新の容易性:配管の維持管理対策等級3
  • 居住環境:地区計画や建築協定、条例等に適合
  • 住戸面積:狭すぎたらダメ(75㎡以上)
  • 維持保全計画:維持保全計画書の作成
  • 災害配慮:災害危険区域等では措置が必要
だん(筆者)
だん(筆者)

〇〇等級とは、品確法に基づく住宅性能評価という制度の等級です。

建築の専門家じゃなくても住宅の品質が分かるように、耐震・省エネなどの項目ごとに、レベル分けがされています。(等級1が最弱)

住宅性能評価についての詳細はこちら↓
詳細:【一級建築士が解説】住宅性能評価と長期優良住宅の違いは?どっちを取るべき?

長期優良住宅の認定を受ける流れ

 長期優良住宅の認定を受けるときの一般的な流れは、以下のようになります。

  1. 住宅メーカーが施主、行政などと打ち合わせて、間取りなどを決定して図面を作成。
  2. 登録住宅性能評価機関(事前審査をする民間の会社)から、図面等の審査を受け、確認書または住宅性能評価書を発行してもらう。
  3. 所管行政庁(都道府県or市区町村)に、長期優良住宅の認定申請を提出する。
  4. (ここで初めて工事を始められるようになります。)
  5. 所管行政庁(都道府県or市区町村)が図面等を審査し、長期優良住宅の認定をする。

 このように、所管行政庁(都道府県or市区町村)に申請書を提出するまで、工事を始められないようになっています。

 また、ほとんどの場合は所管行政庁(都道府県or市区町村)に申請書を提出する前に、登録住宅性能評価機関(事前審査をする民間の会社)の審査を受けます。

 長期優良住宅に慣れていない会社だと、登録住宅性能評価機関の審査がなかなか通らず、スケジュール通りに工事を始められない場合もあります。

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認定長期優良住宅かどうかの確認方法は?

 住んでいる家や、買おうとしている(借りようとしている)家が長期優良住宅なのかどうかを確認したい場合もあると思います。

長期優良住宅かどうかを確認したいときは…
  • 長期優良住宅の認定通知書を探す。
  • 家を建てた業者・買った業者に確認してみる。
  • 家がある都道府県・市区町村に確認する。

長期優良住宅の認定通知書を探す。

 長期優良住宅の認定をされている住宅なら、「認定通知書」が保管されています。

 認定通知書は、こんな感じの書類です→google画像検索(外部リンク)

家を建てた業者・買った業者に確認してみる。

 家を建てた業者・買った業者に「この家は長期優良住宅の認定を受けていますか?」と確認してみましょう。

 もし、長期優良住宅の認定を受けているのに認定通知書をもらっていないなら、もらっておきましょう。

家がある都道府県・市区町村に確認する。

 これが一番確実な方法です。

 「〇〇県〇〇市 長期優良住宅」と検索すれば、市区町村か都道府県の長期優良住宅に関するホームページが出てきます。

 そのホームページに記載されている連絡先に電話して、家が長期優良住宅に認定されているかどうかを聞いてみると教えてくれます。

だん(筆者)
だん(筆者)

その家が建っている住所と、建った年月日を言えば、やり取りがスムーズです。

長期優良住宅の認定を受けるメリット・デメリット

メリット
  • メンテナンスがしやすく、長持ちする。
  • 税制優遇を受けられる。
  • 補助金を受けられる場合がある。
  • 住宅ローンの金利引き下げがある。
  • 地震保険の割引がある。
  • 長期優良住宅は将来売ったり貸したりしやすい。(資産価値を保てる。)
デメリット
  • 工期が長くなりやすい。
  • 長期優良住宅の認定を受けるための手続きに費用が掛かる。
  • 建築コストが高くなる。
  • 建てたときに計画した通りに、点検・メンテナンス(修繕など)を行う必要がある

詳細:【メリット・デメリット】長期優良住宅はどんな人が向いてる?お得?

長期優良住宅で後悔しないために大切なこと

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長期優良住宅の実績が豊富な業者を選ぶ。

点検・メンテナンスの義務があることを認識しておく。

詳細:長期優良住宅のよくある後悔・後悔しないための注意点を一級建築士が解説

業者選びが超重要

 長期優良住宅を建てるには、業者選びがとても重要です。

 長期優良住宅の実績がない業者を選んでしまうと、

  • 補助金の申請に間に合わなかった
  • 工期が大幅に遅れた
  • 手数料がバカ高かった

こんなトラブルに遭いやすくなってしまいます。

 大手ハウスメーカーなら長期優良住宅の認定手続きに慣れているため、長期優良住宅を建てたいなら、大手ハウスメーカーを選ぶのがおすすめです。

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長期優良住宅の点検・メンテナンスの義務

長期優良住宅には、点検・メンテナンスの義務があります。

 もちろん、長期優良住宅じゃない普通の住宅でも、大規模な修繕が必要な不具合を前もって防いで、メンテナンスコストを最小化するには、定期的な点検・メンテナンスが必要です。

 長期優良住宅だと、これが義務化されています。

 長期優良住宅の点検・メンテナンス義務について詳しく知りたい人はこちら↓

参考記事:長期優良住宅の点検・メンテナンスしないとどうなる?|罰金や返金がある?

まとめ

  • 長期優良住宅とは、メンテナンスしやすくて長持ちする住宅。
  • 長期優良住宅となるには、所管行政庁(都道府県or市区町村)の認定が必要。
  • 長期優良住宅は、耐震性や省エネ性などの基準・条件がある。
  • 長期優良住宅かどうか確認するには、所管行政庁(都道府県or市区町村)に問い合わせるのが確実。

マイホームを検討している人は、住宅展示場へ行く前に資料請求から始めることで、効率的に業者選びができます。また、建てた後で「こんな風にしておけばよかった」といった後悔が減ります。
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カタログを見たうえで、行く展示場を選べるので効率的です。

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